HOMEにもどる
 
   
   昆虫希少種が生息する里山 カヤキリ
さとたん通信4号より抜粋

秋が近づくと里山のオギやススキの草の陰からキリギリスやコオロギの鳴き声が聞こえてくる。
8月23日の夜のこと「ジィ・・・・」と力強く鳴いているカヤキリが、駐車場の前のオギの群落の中にいた。バッタの中では最大のキリギリスの仲間だ。カヤキリは、オギ・ススキ・ヨシの群落の管理が行き届いているところに生息していて、生息地から移動をしない種である。
里山再生が始まった十数年前はヨシの群落でも見られたが、セイタカアワダチソウに占有され環境が変わり、姿を消していた。全国的に減少していて、神奈川では、三浦半島の湘南国際村や沢山池の里山のように、ススキやオギの群落が一定の広さで残されてきたところでしか目撃されていない希少な種である。
5~6月にふ化、7~9月に羽化して、成虫の期間は2カ月ほど。オギの茎の葉鞘(ようしょう)に数個まとめて産卵し、卵で越冬する。今後は保護のために、刈り取った茅を6月のふ化が終わるまで一カ所に集めて置くとよいだろう。
今年4月に、オギを食べる別種のシブイロカヤキリを初めて発見し、8月には、メダケを食べているヒサゴクサキリを7年振りに見つけた。イネ科植物を食草とするバッタの様子から、生物保全のための草地の適切な管理がなされてきていると思われる.。
   
   
   
 1
 2
 3
 4
 5
 6
 7
 8
 9
 10
 11
 12
 13
 14
 15
 16
 17
 18
 19
 20
 21
 22
 23
 24
 25
 26
 27
 28
 29
 30
 31
   
 32
 33
 34
 35
 36
 37 HOMEにもどる
 38
 39
 40
 41
 42
 43
 44
 45
 46
 47
 48
 49
 50
 51
 52
 53
 54
 55
 56
 57
 58
 59
 60
 61
 62  
 63
 64
 65
 66
 67
 68